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こんばんは、編集部ヤマモトです。阪神ジュベナイルFの出走馬が決まり、香港国際競走の枠順も決まり、そして調教師試験に合格した方々の発表もあり!とても目まぐるしい1日でしたね。

話題の中心はやはり武幸四郎騎手、もちろん注目ですが、個人的には安田翔伍・新調教師を追いかけたいですね。ロードカナロア、カレンチャンら名馬を多数送り出してきた安田隆行調教師の息子さんであり、厩舎を代表する調教助手。独立後も大いに活躍しそうな予感です。

さて、本日のラインナップは下記の3本でお送りしていきますよ~。

①今週のGI・阪神JFをデータで斬っていこう!
②競馬JAPAN・柴田卓哉の美浦追い切りレポート
③香港国際競走で使える小ネタ


①今週のGI・阪神JFをデータで斬っていこう!

ここでは、編集部ヤマモトが独自に週末の目玉レースに向けて、各種データを中心に予想を展開していきたいと思っております。早速、今週は阪神ジュベナイルFについて。本日確定した出走馬は競馬JAPANにてご覧くださいね。 ⇒出馬表はコチラから

舞台が阪神外回りの1600m戦になって今年11回目の阪神JF。元々、差し馬の届きやすいコース設定ではありますが、このレースも例に漏れないんですよね。

★脚質別の成績(過去10年)
逃げ(0-0-1- 9/10)
先行(1-3-2-32/38)
差し(8-5-5-60/78)
追込(1-2-2-49/54)

[備考1]過去10年の勝ち馬のうち、昨年のメジャーエンブレムを除いた9頭がメンバー中、上がり1~3位をマーク(1位:5頭、2位:1頭、3位:3頭)。

[備考2]4コーナーで7番手以内にいた馬で勝利したのは、ウオッカ(06年)、メジャーエンブレム(15年)のみ。

とこんな感じで差し馬優勢が明確なレース。コース設定もそうですが、スピードタイプの馬が多く出てくることから、どうしても序盤から平均~ハイペースになりがちなんです。それもあって、差し馬の台頭が多いレースになっている様子。

というワケでまずは素直に、前走で速い上がりを使っている馬をピックアップ。

■前走、メンバー中上がり1位(6頭)
クインズサリナ、ゴールドケープ、ジャストザマリン、ジューヌエコール、ソウルスターリング、ディーパワンサ


■前走、メンバー中上がり2位(2頭)
ヴゼットジョリー、リスグラシュー

※前走上がり3位の馬はいませんでした。

★前走からの距離(過去10年)
距離延長(2-5-6-89)

同距離 (5-5-4-49)
距離短縮(3-0-0-12)

基本的には前走もマイル戦を走った馬が優勢。脚質別成績の欄でも見ましたが、序盤からスピード任せに先行する短距離馬からのチョイスは避けたいところですかね。

距離短縮組(=前走芝1800mを使った馬)は頭数の割に活躍が目立ちますが、この3頭はレッドリヴェール、トールポピー、ウオッカと後にGIでも活躍。今年、前走で芝1800mを走った馬はソウルスターリングだけ。彼女も上記に肩を並べるような、規格外ホースになれるかどうか……という点も問われているのかも。

■前走から距離延長(8頭)
アリンナ、エムオービーナス、クインズサリナ、ジャストザマリン、ショーウェイ、フェルトベルク、ブラックオニキス、レーヌミノル


■前走から同距離(9頭)
ヴゼットジョリー、ゴールドケープ、サトノアリシア、シグルーン、ジューヌエコール、スズカゼ、ディーパワンサ、ポンポン、リスグラシュー


■前走から距離短縮(1頭)
ソウルスターリング

★どのレースから来た馬が優勢?(過去10年)
黄菊賞(2-0-0-4)
ファンタジーS(1-3-3-40)
アルテミスS(1-2-1-3)
新馬(1-1-0-8)
赤松賞(1-1-0-6)

黄菊賞(当時は芝1800m)組というのは先述のトールポピー、ウオッカに該当。ファンタジーS組は頭数の割に成績がイマイチなのは、やはり直線が平坦で、スピードで押し切れる京都芝1400mと、今回の阪神芝マイルの適性が合わないことが理由でしょう。

それでも、ファンタジーSをステップに馬券になっている馬は居るには居るのですが、2012年の阪神JFを勝利したローブティサージュは函館芝1800mで新馬勝ち。2010年の2着馬ホエールキャプチャは、中山芝マイルでOP特別を勝っていたように、やはり距離経験があった方が良いのは間違いのないところ。

マイナス材料の多いファンタジーS組で、マイル以上の距離経験のある馬を探すと……ブラックオニキスただ一頭。他はあんまり食指が動かないところになります。

さて、以上を踏まえた編集部ヤマモトの推奨馬は※※※※※※(本命候補)※※※※※※(穴)を。

前者は瞬発力勝負を勝ちきった前走の内容はもちろん、2走前には阪神芝1800mでレコード勝ち。2歳戦はスローペースになりがちな中、平均ペースで流れる展開を好位から上がり最速で抜け出してレコードを刻んだように、2歳にしてどのような展開でも崩れない点を強調材料としたいですね。

後者はココまでの3戦すべてが上がり最速。2走前には直線坂のある中京で勝ち切ってますし、前走も負けたとはいえ勝ち馬からは0.1秒差。この馬より前で運んだ馬が止まらなかっただけですから、悲観する必要はないでしょう。むしろ人気が下がってオイシイと考えたいですね。

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②競馬JAPAN・柴田卓哉の美浦追い切りレポート

毎週美浦トレセンより直送で、関東馬の調教レポートを公開している柴田卓哉が登場。専門紙「1馬」TM時代から今もなおトレセンに通い詰め、調教スタンドでストップウォッチを握りながら、シビアに追いきりの善し悪しをジャッジ。阪神JFは、やはりソウルスターリングの評価が気になるところです! 執筆陣プロフィールはコチラ⇒

【本日のおしながき】

1.阪神JF、関東総大将ソウルスターリングのジャッジは?
2.重賞・カペラS/チャレンジCからデキ◎の関東馬を!
3.メインへの軍資金作り・特別戦からのオススメは?
4.最後にGI以外もアツい2歳戦!

 

 

 

1.阪神JF、関東総大将ソウルスターリングのジャッジは?

阪神JFはソウルスターリングが人気に応えられるか否か。

何故なら、ブラックオニキスは栗東入りだしローカル専科で、他は1勝馬で抽選対象。能力的にもどうか?

唯、残念ながら最終追いを目の当たりにすることはなかった。輸送を控える2歳牝馬となれば軽目が定番で坂路での馬なり(4F55秒1)。

しかし、それまでの2週はウッドコース。決して目立つ時計はないものの、気品溢れる馬体にシャープな身のこなし。並大抵のレベルでないのがダイレクトに伝わってくる。

特に、1週前はハロー明けの3頭併せで古馬2頭を追走する形。結果、最も先行した馬には1馬身追いつかなかったが、痺れるような手応えでセーブしつつ。

現時点では悍性がちょっと強いように映る分、気持ちをかき立てる調教を避けたのは正解で、十分なケアーをともなっての仕上げと結論づけるべき。

これまでの2戦でスローしか経験していない点、マイルが初というビハインドはあってもそれを補って余りあるレベル。


2.重賞・カペラS/チャレンジCからデキ◎の関東馬を!

土曜は古馬のGⅢ・チャレンジC。水曜の想定段階で出否未定のディサイファが有力処としてマークされるのは当然、58.5キロでも。唯、そんな状況で坂路オンリーの馬なら敢えて俎上に載せることもあるまい。

文句なしのデキがマイネルハニー。躍動するという形容がピタリの動きを2週にわたって披露。

取り分け、直前は2度目のハロー明けで猛烈なラッシュの最中。1年を通じて最も忙しいウッドの時間帯でもひと際目を惹いたのだ。4馬身追走の向正から直線では外ラチ沿いというコース取りでも出色の5F66秒6での余力残し。

問題は福島記念よりメンバーが揃った上での55キロ。確かに、柴田大の消極策で持ち味を生かせなかったが、今回で自分の型に嵌めたとしても阪神外回りで、レース傾向としても差し有利。

充実ぶりを加味してもクリアーすべき点は多いように思える。同じ3歳なら関西馬ブラックスピネルの末脚に一日の長があるのでは。

代わって中山は日曜のカペラSがメイン。展開面が結果を左右するから一筋縄では収まらぬ鞍。それでも、※※※※※※の能力を買うのが妥当か。

中央場所での馴染みが薄いものの、「ダートのトレンドは交流重賞にあり」という流れはカテゴリーの如何を問わぬ。まして、小回り1400という、決してベストの条件ではなかったJBCスプリントでも3着。また、6月の案外な結果から立て直している段階が前2走でもあった。

現に、体のハリが目立つようになったこの中間、全体像からしてアクセントが利いているのは、良質な筋肉をまとっているがゆえ。Dコースの4F過ぎに実にスムーズなギアチェンジ、上がりまで13秒2のラップで先行馬を視界に捉えると、直線では力強くてダイナミックなストライド。

どこまで弾けるのかイメージできぬほどのラスト11秒9は圧巻。少なくとも、既成勢力には負けぬ。


3.メインへの軍資金作り・特別戦からのオススメは?

その直前の美浦Sは準OPのハンデ戦。2着続きのマローブルーが好調キープ。3頭併せの最内で1馬身遅れたが、相手の質が高かったし(特にルフォール、今回の休養で成長は明らか。が、土曜の最終12Rに出走)馬なりでのラストが12秒台なら及第点。

唯、前走で仕上がっていた分、上積みはさほどでない。また、勝ち味に遅いことからも人気には逆らってみたい。

ここは、同じ叩き2走目のパリカラノテガミ。5歳も終わりを迎える段階でも確実に地力強化。勿論、稽古は目立たぬタイプだけに時計は平凡だったが、ラストの脚捌きは実に軽快で伸びやかなフォーム。

元々、使える脚が限られていたが、守備範囲外の距離を使うことによって幅を広げてきた経緯があるから、今からが旬。研ぎ澄まされた馬体、気配が大幅にUPしての1800は格好。

日曜の最終Rは平場戦にするには勿体ないメンバー。レベルUPに貢献しているグレイトチャーターには一目置くが、初の1200となるワンスインナムーンがステップUPしそう。

サウスポーのイメージが強いが、それは巡り合わせの問題で当コースでの着外1回はマイルのアネモネS。しかも、直線で行き場を失ったのだから参考外でもあった。

とはいえ、1400での持ち時計が示す通りの能力。加えて、馬場の荒れた時間帯のウッドで追走先着、実に中身の濃い追い切りを消化と好材料が揃った。


4.最後にGI以外もアツい2歳戦!

2歳戦ではまず日曜中山9R・黒松賞。しまい重点ながら2週連続で併せ馬を消化したドゥモワゼルは身のこなしが実にシャープ。ギスギスしたシルエットだった前走を叩いて本来の姿に。

唯、ナリノメジャーの中間を見ると◎はこちらか。1週前には古馬OPに対して先行したとはいえ、‘おいでおいで’の直線。弾むようなフットワークで身体能力の高さを感じさせるには十分であったし、最終追いも数字以上のスピード感。そもそも、広い府中では制御が利かなくても不思議なかったから、前走は選択ミス。トモが発達してきた印象もあるから今回の中山で直線一気が決まりそう。

あとは平場戦。土曜2Rは初ダートになるレッドエレノア。デビュー前から稽古の動きは目立っていたが、体を持て余し気味。少々捌きが硬いこともあって高速ターフの新潟では出番なし。反面、パワフルなかき込みと大飛びで豪快なアクションが売り。追い切りは先行したとはいえ、余裕のラストが12秒4という速さ。1馬身負かした馬が同世代ながら格上といった点でも能力に疑いを挟む余地はない。

新馬戦からは日曜5Rのソルオリーヴァ。しまい重点の3頭併せで4F54秒2は特筆すべき時計ではない。しかし、外2頭の出方を窺いながら追い出した結果、ゴールでは測ったような先着。

加えて、首から肩にかけての筋肉が発達して、それが力強いフォームを生む所以。少々太くても直線坂のある中距離に対する適性が高いといった造りも特徴として挙げることができる。


③香港国際競走で使える小ネタ

週末は阪神JFだけではなく、香港国際競走も行われますね。今日、枠順が発表されたようです。注意したいのは「ゲート番号」と「馬番」は別々であるということ。

馬券購入の際に選択するのは「馬番」の方です。間違えてゲートの番号で投票しないように気をつけたいですね。

香港国際競走の舞台であるシャティン競馬場は1周約1900m。右回りで直線は約430mほど。3~4角にかけて緩やかに下り、直線はほぼ平坦という形状です。

基本的に内枠が有利なんですが、それが顕著に表れるのが芝1200m(香港スプリント)芝2000m(香港カップ)。いずれも、スタートから最初のコーナーまでの距離が短いので、外枠だとそこで大きくロスを被るわけですね。

そんな中、香港スプリントに出走する2頭は、レッドファルクスが14頭中10番ゲートから、ビッグアーサーが14頭中13番ゲートからの発走に。厳しい条件となりそう。

一方、香港カップに目を向けてみると、昨年は不利な外枠11番ゲートから逃げ切ったエイシンヒカリが、今年はなんと1番枠!これは久しぶりに逃走劇が見られるかもしれません。大いに楽しみです。

明日はいよいよ金曜日!開催前日、より馬券に直結するような話題をお送りしていきますよ~。


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